伊島のボートキャスティングのヒラスズキとは
徳島県の東部に伊島がある。
道はつながっておらずボートや連絡船での移動しかない。
この様な環境であるがために天然の自然保護区とも言える。
春先になると県南からヒラスズキが遡上し伊島周辺で釣れる。
多くの場所が整地されていないために歩いてのポイント移動は困難。
その様な環境で釣りをする為にボートからの釣りをオススメする。
ボートでのヒラスズキゲームは魚をかけたポイントから沖に魚を寄せる。
磯からのヒラスズキゲームに比べてラインブレークの危険性は低減できる。
更に、ボートならではの機動性を生かし多くのポイントを攻められる利点は大きい!
オススメのロッド
ボートからピンポイントに投げられる性能が必要!
ヒラスズキ釣りと言えば長く硬い竿をイメージしがちだが、ボートでのヒラスズキゲームはショートなシーバスロッドが最適。
ボートからのヒラスズキ釣りは堤防からの釣りに比べてルアーを投げづらい。
ボートには乗船者もおりボードデッキの広さが限られている為だ。
オススメのリール
ボードでのヒラスズキゲームに大事なのは3ポイント!
1.ピンポイントへキャストできる軽量なスピニングリール。
2.ヒラスズキのパワーに負けないドラグ性能。
3.急激な突っ込みに耐えられる滑らかななドラグ性能。
全ての性能を満足しコストパフォーマンスに優れたオススメのスピニングリールを紹介。(⇒20ツインパワーについて)
オススメのライン
PEライン
メインラインはPEがオスススメ。
強度があるラインとなり糸を細く仕上げることが出来る。
細く仕上がったラインは飛距離やキャスティング精度があがる!
ショックリーダー
ヒラスズキゲームにはショックリーダーが必要。
ヒラスズキは磯ぎりぎりで釣れる事が多く根に潜られる可能性あり。
PEラインは根ズレに弱いためにショックリーダーが必要。
ショックリーダーの素材にはナイロンとフロロカーボンがある。
根ズレに対してはナイロンラインの方が優れているためにナイロンラインをオススメする。
リールの下巻き用の糸
ラインキャパは90%位になるように調整いただきたい。
調整用に下巻き用のナイロンラインが必要。
あくまで下巻き用の糸ですから高価なものは必要ありません。
気をつけて頂きたいのは太さ。
余りに太い糸を使うと下巻き糸とPEの連結部のコブが大きくなる。(電車結びを想定してます)
大きなコブはキャスト字に邪魔になる。
邪魔にならない程度の太さの糸を選定してもらいたい。
オススメのルアー
ヒラスズキは浅いポイントで釣れるために深く潜るルアーはおすすめ出来ない。
根掛りしルアーをロストしてしまうためだ!
しかし、強い流れでも泳いでくれるルアーでなければヒラスズキは見向きもしてくれない。
あと、水温とルアーサイズについて説明しておく。
水温が13℃より低い時は大きなルアー14センチ以上。
13℃より高い時は11センチ位がオススメ。
色は白、黄色が良い。
水温が13℃より低い時にオススメするルアー
飛距離と安定した泳ぎでヒラスズキ釣りに向いている。
ただ、最初からついている針は強度不足。
針交換をしてから挑んでいただきたい!
水温が13℃より高い時にオススメするルアー
黄色!?って思われるかもしれないが
磯のさらし(泡の中)の中では目立つことで釣果期待が出来る!
ワーム
ワームの最大のメリットは安価である事!
安価である為に磯ぎりぎりへ思い切ってキャスト出来る。
ヒラスズキを掛けるコツと言うか鉄則になりますが、波打ち際ぎりぎりへキャスト!
高価なルアーを磯ぎりぎりへキャストするのって勇気必要ですよね・・・
ヒラスズキ釣りのテクニック
最優先されるのはキャスト精度だ!
揺れる船の上でも磯ぎりぎりに投げるテクニック。
更に、船は潮や風に流される。
流された距離を正確に把握しキャスト精度に反映させられる判断力。
うねりを読みさらしが出来るタイミングを見る洞察力。
最後にテクニックと呼べると分からないがルアーはただ巻きが一番釣れる。
もちろん状況によるが、ただ巻きを基本に当日の状況に合わせこんで頂きたい!
まとめ
ボートゲームは多くのポイントを攻められるために釣果があがる。
そうは言ってもヒラスズキ釣りはスリリングで頭脳プレイを求められる。
水温によってのルアーの大きさ変更。カラーローテーション。
アングラーに求めらるキャスティング技術。
最後に潮の具合もありますが・・・こればかりは運要素。
運要素もあるからヒラスズキゲームは楽しい!