フィッシングプライヤーの選び方やメンテナンス方法やオススメ商品を紹介します。
フィッシングプライヤーは多くのメーカーからリリースされており種類が多いです。
使い方・値段・装備など選ばなければならない項目も非常に多く購入する時にはどれを購入すれば良いのか悩みますよね。
ご自身にあったフィッシングプライヤーを手にして頂く参考にしてください。
フィッシングプライヤーの選び方
竿、リール、ルアーなどを揃えて現場で釣りを始めてみるとフィッシングプライヤーの大事さがわかります。
小型の魚を大量に釣った時に素手で触ると手が臭くなるので触りたくない・・・
プライヤーで魚を掴んでしまおう・・・とか。
オコゼやゴンズイの毒を持った魚を素手で触るのは危ない。
プライヤーで安全に魚を掴もう・・・とか。
フィッシングプライヤーには魚を掴む以外にもラインカッター機能がついた商品もあります。
糸切専用の道具を持つと道具が増えて管理が大変。。
フィッシングプライヤーに多くの機能が備わっていれば道具がコンパクトになり気軽に釣りに行けます。
さまざまな使い方があるのがフィッシングプライヤーです。
自分の釣り方にあった機能が備わっているか
![](https://fishing-nobu.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-18-7.45.02-1024x1021.png)
出典:Amazon
フィッシングプライヤーには多くの機能が付いてます。
・スプリットリグを取り外す為の先端形状
・ガンダマを潰すための機能。
・ラインを切る為のカッター
・ミノーなど付いているアイの位置調整機能
・魚の血抜きをする為のナイフ
などなど。
ご自身の釣り方に合わせてフィッシングプライヤーを選ぶ事が大事になってきます。
グリップ形状は握りやすいプライヤーがオススメ
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大きな魚を釣った場合は針を外す時にプライヤーをグッと握り針を外します。
力を入れて握る時にグリップ形状が良く無ければ力が入らず針がハズレ難いです。
また、毒を持った魚の針を外す時にも握り難い形状だと針が外れなく毒の部分が手に刺さる事も。。
グリップ形状は握りやすい形状である事が求められます。
ノーズの長さ
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ノーズの長さは長めがオススメです。
針が口の奥深くに入っている場合に短いノーズのプライヤーだと外し難いです。
針までプライヤーが届かないって事があります。
ただ、長ければ良いって事もありません。
長すぎるノーズは力が入りません。
そう・・・何事にもバランスが取れた物が良いです。
錆びにくいプライヤーがオススメ
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ステンレスやアルミや鉄のプライヤーがあります。
釣りは水辺で行いますので錆が発生するのは仕方ありません。
ただ、錆やすさのレベルは素材によって変わってきます。
オススメの素材はステンレスとなります。
ステンレスは高強度でありながら錆び難い特性があります。
単純な強度で言えば(鉄⇨ステンレス⇨アルミ)となります。
強度と錆びにくさのバランスが取れたのがステンレスとなります。
勿論、作り方によって性能は大きく変わってきますので
一概にステンレス一択!って訳ではありません。
プライヤーのメンテナンス方法
釣行後の日常メンテナンス
釣りから帰ってきて真っ先にするメンテナンスは水洗いとなります。
川や湖の淡水での釣りならまだ良いですが、海との釣りとなると錆びの進行は早いです。
ちょっとでも早く水洗いをし乾燥させる事をオススメします。
釣具メーカーは錆び難い材料は使っていますが、金属ですから釣行後に放置すると錆びてしまいます。
錆びて動きが悪くなった時のメンテナンス
![](https://fishing-nobu.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3158-768x1024.jpg)
日頃のメンテナンスを行っていても錆びてしまうのは仕方ありません。
使っているうちに、錆びて動かなくなってしまいます。
でも、買い換えるのは・・・ちょっと・・・と考えるのがアングラーですよね。
今回は研磨剤を使った錆び取りを紹介します。
(メーカー推奨ではありませんので自己責任でお願いします)
フィッシングプライヤーを水洗いします。
水洗い後にプライヤーの駆動部に研磨剤を付けます。
![](https://fishing-nobu.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3159-1-768x1024.jpg)
研磨剤を付けた後にプライヤーを動かし続けます。
研磨剤が茶色くなってくると動きがスムーズになってきます。
![](https://fishing-nobu.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3160-768x1024.jpg)
茶色いのが錆びて動かなくなる原因です。
そう、錆ですね。
スムーズになったら研磨剤と錆びを綺麗に洗い流します。
![](https://fishing-nobu.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3161-768x1024.jpg)
動きがスムーズになったプライヤーは乾燥させて次回釣行に備えて保管しておいてください。
このプライヤーは僕が10年以上愛用しているプライヤーですが、
未だに現役で頑張ってくれてます。
コスパがいいオススメのプライヤー
【プロックス】PEカットライトスプリットプライヤー ストレート
コスパがいいプロックスのフィッシングプライヤーです。
入門者の方でなるべくコストを抑えたい人へオススメしたい商品です。
安価なプライヤーですが、釣りに使うラインカッターやスプリットオープン機能は付いておりますので、
釣りを初めてされる方には問題ないです。
また、コンパクトで持ち運びにも便利です。
【k-outdoor】 フィッシングプライヤー
非常に安価ですが、ステンレスで出来ております。
ステンレスで出来ているので鉄に比べると錆び難いです。
コンパクトに出来ているので持ち運びに便利です。
また、リングが付いているので色々な場所に装着し釣行出来ます。
【KSWL】釣りプライヤー
海釣りにおいては錆びが問題となります。
なるべく錆び難くくする為にニッケルコート処理をして錆を防いでます。
サビキ取り処理の回数を減らす事が出来るので釣りから帰ってきてからの後片付けが楽となります。
入門者の方は後片付けが面倒臭いと思います。
面倒な作業を減らす事が出来るのでオススメです。
多機能なオススメプライヤー
【L-park】フィッシングプライヤー 【ロック付き】 フィッシュグリップ セット
フィッシングプライヤーとフィッシンググリップがセットのなった商品です。
大物を狙う方であれば、フィッシンググリップも・・・って考えると思います。
個別購入だと高価だからな・・・っと足踏みしている人へオススメ商品です。
アルミで出来ているので錆にも強いです。
基本性能のスプリットオープナーやラインカッターは付いておりガン玉潰しも付いているので、
ふかせ釣りをする人へもオススメ出来るフィッシングプライヤーです。
【DanYun】 フィッシングプライヤー 針はずし フックはずし ラインカッター ※4点セット 安全ロープ+カラビナ+収納ケース付き
魚の血抜きをするナイフまで付いた多機能フィッシングプライヤーです。
材料はステンレスを採用しているので錆び難くなっております。
付属品としてフィッシングプライヤーのケースやカラビナが付いておりますので、
即実践投入できる商品となっております。
正直強度面に少し不安がある為に毎日大物釣りをする方にはオススメはできませんが、
入門者の方が最初の一個として使うには最良のプライヤーと思います。
長く使いたい性能重視のプライヤー
【CARP】ステンBプライヤー
多くの機能は付いていないプライヤーです。
基本性能を上げたフィッシングプライヤーです。
基本性能とは??と思われると思います。
よくあるアルミのフィッシングプライヤーは先端のスプリットリングオープナーが左右にずれて使い難くなります。
アルミ素材である為にどうにもならないのが現状です。
強度を上げると形状が大きくなってしまい使い勝手が悪いです。
コンパクトに仕上げると強度不足でプライヤー全体が歪んで寿命を迎えます。
そこで、高強度なステンレス材を最適形状に仕上げる事で使いやすさ重視に仕上げたプライヤーとなります。
ただ、コストがそこそこするので長年釣りをしているアングラーがたどり着く商品となります。
【Golden Mean】GMプライヤー タイプ3 ロングノーズ
高強度を出す為にステンレスを採用しております。
ステンレスと言っても多くの種類があります。
ちょっとだけ小難しい説明をします。
ステンレスは工業会ではSUSと言われる材料です。
SUSには大きく分けて300番台と400番台があります。
300番台は錆び難い特性がありますが、400番台より強度面では劣ります。
ただ、400番台は錆びやすい特性があります。
鉄ほどはないですが、ステンレスなのに錆びます。
僕がオススメするこの商品はSUSの400番台を基本素材として使ってます。
無垢の400番台では錆びてしまいますので表面にチタンコートをして錆びに強く仕上げております。
多く出回ってるアルミ素材に強度で不満がある人へオススメしたいプライヤーとなります。
【がまかつ】ラグゼ アルミプライヤー 175㎜ メタルグリップ. LE-2478
材料はアルミとステンレスが採用されてます。
軽量なアルミと高強度なステンレスを組み合わせて良いところ取りをしたプライヤーとなります。
手で触るグリップ部にはアルミが採用されてます。
先端部分は強度が必要となるのでステンレス材を採用しております。
オールステンレスではちょっと重いな〜っと感じている方へオススメしたいプライヤーとなります。
まとめ
まず最初に・・・最後まで読んでいただいてありがとうございます。
フィッシングプライヤーの選び方やメンテナンス方法やオススメ商品など多くの情報を提供させていただきました。
入門者向けや多機能商品や上級者向けと、多くのプライヤーを紹介させて頂いてます。
皆さんのお役に少しでも立てばと思い記事を作らせていただきました。
フィッシングプライヤー選定に迷った時に参考にして貰えればと思います。